PREV | PAGE-SELECT | NEXT

故事

1.『故事(こじ)』をネットで調べると次のように出ています。

『古典や口承(こうしょう・・・口づてに伝えること)などによって、昔から伝えられてきたいわれのある事柄や語句。  先例や前例となるべきことから、物事の由緒を明らかにするもの、人々が教訓とすべき名言に至るまで、「いわれ」の範囲はたいへんに幅広い。  それらは単なる知識としての価値だけではなく、多くは自らの身を修め、社会のために役だたせる知恵の宝といった感もある』


2.人生を長め(?)に生きてきて、私が大事にしている故事が三つあります。  これもネットから解説文を拾ってみました。

①『人間万事塞翁(さいおう)が馬』・・・人生の禍福(かふく・・・不幸と幸福)は転々として予測できないことのたとえ。  出典は『淮南子(えなんじ)』  

昔、中国の北辺の塞(とりで)のそばに住んでいた老人の馬が胡(こ)の地に逃げたが、数か月後、胡の駿馬(しゅんめ)を連れて帰ってきた。  その老人の子がその馬に乗り落馬して足を折ったが、おかげで兵役を免れて命が助かったという故事から。

②『因果応報(いんがおうほう)』・・・前世あるいは過去の善悪の行為が因となり、その報いとして現在に善悪の結果がもたらされること。  出典は『大慈恩寺三蔵法師伝(だいじおんじさんぞうほうしでん)』

③『月満つれば即ち虧(か)く』・・・満月は必ず欠けていく。  物事は盛りに達すれば、その後は衰えていくということのたとえ。   出典は『史記』


3.以下は私なりの解説です。

①『人間万事塞翁が馬』・・・私自身の人生でも、その時は大変ショックな出来事が後から振り返ると、『結果オーライだったね。』と言えることが沢山ありました。  最近は個々の出来事であまり一喜一憂しなくなってきたように思います。  歳のせいで感受性が鈍ってきたのかも(笑)

②『因果応報』・・・10年20年といった長期で見ると、他の人にしたことは結局自分に返ってくるようです。  『ブーメランの法則』、『鏡の法則』とも呼んでいます。  周りを見ても、他人をほめる人は自分もほめられることが多いし、悪口を言う人は結局自分も悪口を言われるようです。

③『月満つれば即ち虧く』・・・私は『満つれば欠ける。  欠ければ満つる。』と言っています。  欠けた三日月もやがては満月になる、という意味です。  『物事に一定というのはなく、全ては波のように上がったり下がったりしながら変化する』と言うこともできると思います。


4.①ブログ内検索で『人間万事塞翁が馬』と検索してみたら、『安倍首相の辞任会見に思う』(2007年9月13日)と『国際親善大会に想う』(2008年4月7日)という文章が出てきました。  

②前者は安倍さんが前回首相を辞任した時のことを書いています。  今の安倍首相を見るとまさに『人間万事塞翁が馬』ですね。

③ちなみに後者は2008年の国際親善大会・16歳17歳男子+75kgの部の決勝戦、小林大起とタリエル・ニコラシビリ選手とのことを書いています。


TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT