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空腹力

1. 『 空腹力 』 ( 石原結實著 PHP新書 ) を読みました。

 東洋医学的な考え方が多く取り入れられていて、同感するところがたくさんありました。

2. 過食、血液の汚れ、低体温が病気の根本的な原因なのだそうです。

3. エッセンスを箇条書きにして紹介します。

① 人類誕生から300万年近く絶えず飢えの危険にさらされてきたので、人間はお腹のすいた状態には強い。  逆に、食べすぎに対する機能をほとんど持ち合わせていない。

② 食べ過ぎると、胃や小腸に長時間、大量の血液が集中するので、排泄(はいせつ)を担当する大腸や直腸、腎臓への血流が不足することになり、血液中や体内に老廃物(ろうはいぶつ)がたまる。

③ 白血球は、ばい菌・ガン細胞・老廃物を食べる掃除屋だ。  お腹いっぱい食べると、血液中の栄養が多くなり、白血球も腹いっぱいになって、ばい菌・ガン細胞などを食べなくなるので免疫力(めんえきりょく)が落ちる。

④ 長い歴史の中で人間は空腹で過ごしてきたので、目の前に食べ物があるときにはいくらでも食べてしまうという本能がある。

⑤ 人間の歯の数は32本で、野菜や果物を食べる歯である門歯 ( 前歯 ) が8本、肉や魚を食べる犬歯が4本、穀物を食べる臼歯 ( 奥歯 ) が20本である。  このことから、もともと人間は約60%を穀物から、約30%を野菜や果物から、約10%を動物性たんぱく質から摂るようになっていると考えられる。

⑥ エネルギーは筋肉で多く消費されるので、筋肉量の多い人のほうが基礎代謝(きそたいしゃ)量が大きい。  基礎代謝とは、 「 じっとしていても生命活動を維持するための活動で消費するエネルギー 」 のこと。

⑦ 人間は血液がきれいで体内に老廃物がなければ、病原菌(びょうげんきん)に侵されない。  血液が汚れる原因は、食べすぎ、飲みすぎ、運動不足だ。  

⑧ ヒトは体毛がないことから、もともとは熱帯に発生したと推測されている。  そのため、寒さに対する特別な機能を持っていないため、 「 冷え 」 に弱く、冷えるとさまざまな病気にかかりやすくなっている。

⑨ 水分の取り過ぎは、現代人に多い冷えの原因になっている。  体の冷えは血流を悪くして病気の原因になる。

⑩ 体温が低下しているときは白血球の活動がにぶるので免疫力が落ちる。

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