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スマイル

1.日本中が猛暑となっていますが、昨日と今日は全日本大会に向けて朝錬です。  稽古中、選手たちにリミッターの話をしました。  


2.8月2日のこのブログでも、脳がつくり出す(?)リミッターについて、認知神経生物学が専門の泰羅雅登(たいらまさと)教授への取材記事を取り上げました。  その記事の中に次のような記述があります。

『「昔からいわれているように、つらいときでも笑いをつくれば楽しくなる。  だから、走っているときは、つらくても笑顔をつくったほうがいい」(泰羅教授)  苦境が訪れても、意識的に笑顔を保つことで脳に『まだ大丈夫』と思い込ませることができるかもしれない。  このへんはランナーと脳との駆け引きになる。』


3.最近配信された公認会計士・藤間秋男先生のメルマガにカール・ルイス選手のことが書かれていました。  抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①マイルドとは、穏(おだ)やかで、安らかで、和やかで、のどかで、柔らかな様子を言う。  その逆は、ものものしい、威圧的、鋭い、にらみつける、いらだち、角張る、などだ。

②マイルドにはゆるみがあり、その反対は硬(かた)さがある状態。  スポーツにおいて、硬さは、「歯をくいしばれ」とか、「力の限り頑張れ」という言葉に代表される。

③カール・ルイス選手は、オリンピックに4大会連続で出場し、通算9個のメダルを獲得したアメリカの陸上競技の選手だ。  彼は、コーチに、「50m過ぎたところから笑え」という指導を受けたという。

④笑うと緊張が緩(ゆる)み、筋肉も柔らかくなり、リラックスできる。  そのことで、思わぬ力を発揮できるという。


4.また、藤間先生の直近のメルマガではマラソンの高橋尚子選手のことが取り上げられています。  これも抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①自分の実力を遺憾なく発揮する選手たちは、結果が出たから感謝するのではなく、感謝するというライフスキルを実践するからこそ、フロー化が起こりパフォーマンスが高まり、結果を出しているのだと考えられる。

②このライフスキルの持ち主で思い出すアスリート代表は、マラソンの高橋尚子選手だ。  これまでのマラソンランナーは、周りの期待に応えるために走っている中、彼女は違っていた。

③まず、どんな時もフルマラソンを走れることに感謝しながら走っていたそうだ。  そして沿道の人たちにも感謝。  さらには、30キロ付近で競り合っているライバルにすら感謝していたと聞く。

④30キロの一番きついところで、「こいつだけには負けるか」と考えていると、身体は緊張し、筋肉は硬くなるだけではなく、末梢血管は収縮して酸素の供給も悪くなり、パフォーマンスは低下する。

⑤相手にすら感謝する状況はフロー状態を作るので、身体のパフォーマンスは低下することなく、パフォーマンスを維持・向上させる。

(「ゾーンに入る技術」 辻秀一 著 フォレスト出版より)』


5.どうも私たちの肉体的な状況や限界は、私たち自身の態度や考え方にも大きく左右されるようです。  ある程度の期間、トレーニングを見ていると、選手それぞれの脳内リミッターがかかる(ペースが落ちる)ときの特定の態度が目についてきます。  昨日は善十朗とそんな話をしましたが、今朝は「スマイル(笑顔)」の重要性をファブに話しました。

フランス語では「スマイル」のことを「sourire」と書き、「スーリール」と発音するそうです。  「スリー(3)に似ているね」と言うと「そうですね」と言っていましたが、わかったのかな~(笑)

明日から北京・天津です。  天気予報を見ると最高気温は35度前後ですが、最低気温が24度ぐらいなので夜は東京よりましかも。  でも空気が悪いからな~(笑)

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