PREV | PAGE-SELECT | NEXT

美学

1.月曜日に北京から帰国しました。  今回ビックリしたのは到着した16日金曜日の北京の大気汚染です。  1月末に行ったときは「室内の暖房燃料として石炭を使うことが多いから」と説明を受けましたが、今回はナゼだったんだろ~?


2.17日土曜日に新幹線に3~40分乗って天津に行きました。  わざわざ迎えに来てくれた李さんたちが言うには「昨日まで効いていた車のクーラーが今日になって壊れたんです」とのことでした。  その車で何ヵ所か案内してもらいましたが・・・(笑)


3.往復の飛行機と新幹線の中で3冊の本を読みました。  そのうちの2冊の中に「美学」についての記述があったので抜粋し、番号を付けて紹介します。

(1)『タモリ論』(樋口毅宏著 新潮新書)

『①タモリが赤塚不二夫の弔辞を吹聴することがないようのと同様、明石家さんまも不幸で人の涙を搾り取ることを良しとしません。  なぜか?  それが彼らの「美学」だから。  お涙頂戴ほどこの世で簡単な、そして低俗なやり口はないと知っているから。

②さんまは芸人として駆け出しだった頃を除けば、インタビュ―どころか、楽屋などの舞台裏でカメラを回すことも許していません。  「陰」は見せたくない、「陽」の顔しか見せたくないから。  そのアティチュードはまるで往年の大スターのようです。』


(2)『人間にとって成熟とは何か』(曽野綾子著 幻冬舎新書)

『①最近では、受けて与えるのが人間だという自覚は全く薄くなった。  長い年月、日教組的教育は、「人権とは要求することだ」と教えた。  これが人間の精神の荒廃の大きな原因であった。  しかし少なくとも(カトリックの信仰を基準にした教育を受けた)私は「人権とは、受けて与えることです」と教えられて育った。  (中略)

②昔、少なくとも明治生まれの母たちの世代には、もう少し別の「美学」があった。  その当時の人々は、今の高校二年生までに当たる女学校を出ていれば高い教育を受けた方であった。  (中略)  今の人たちに比べると、教育の程度はずいぶん低かったのである。

③しかし精神の浅ましさはなかった。  遠慮という言葉で表わされる自分の分を守る精神もあったし、受ければ、感謝やお返しをする気分がまず生まれた。』


4.「美学」の意味をネットで検索すると次のように出てきます。

『① 美の本質、美的価値、美意識、美的現象などについて考察する学問。

② 美しさに関する独特の考え方や趣味。  「男の美学」など。』

上の2冊で言っているのはもちろん②の意味です。


5.私にも私なりの「美学」があります。  けっこう頑固(?)な性格なので私の「美学」から外れていること・もの・人物とはなるべく関わりたくありません。  ときどき、「もう少し広い心を持たなくては」と自分自身思わないでもありませんが(笑)  たまたま同時期に読んだ2冊の本の中にあった「美学」という言葉に惹かれたので取り上げました。  私の「美学」ですか?  今日は内緒にしておきましょう(笑)


6.北京の「前方が見えなくなるほどの大気汚染」は到着した16日だけでした。  翌日から晴れたので解消したのかもしれません。  天津も暑かったけど空気はキレイでした。


7.週末は京都で極真祭です。  明後日の金曜日から入ります。


TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT