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不思議すぎる話

『谷村新司の不思議すぎる話』(谷村新司著 マガジンハウス)を読みました。  「あとがき」から抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①今はもういない明治生まれの両親が私に語ってくれていた事がある。  「あなたは一度死んでいたのよ・・・」私が生まれて何か月か過ぎた頃に大きな病気になり、幼い私の死を覚悟した両親は小さな棺桶まで用意していたという。

②そして、その時に出逢った軍医さんの一本の注射で一命を取り留めた。  (中略)  三味線や長唄がいつも流れている邦楽の家で音に包まれて育った私は思春期から音楽の道に進み始め、50年を経た今も音の世界に生きている。

③自分の感覚と閃きに忠実に歌を創り続けてきた9年前の夏、自分の身体に異変が起こっている事に気づいた。  医学的には「帯状疱疹」と呼ばれるもので、全身に拡がれば死に至ると言われているものだった。

④傍らに居てくれた妻はそれを「何かの啓示かもしれない」と感じ、私に教えてくれた。  そして、その年のクリスマスの日に「これから何を伝えたいのか、その生き方を見つめ直そう」と二人で話し合い、初心に立ち返りすべてを白紙に戻して考え始めた。  その時に私が出した答えは「学びたい」ということだった。

⑤自分は何も知らなかった事を知った時から、学びの旅が始まった。  思いがけない人との出逢い、今まで読んだこともなかった書物との出逢い、そして上海音楽学院からの教授の依頼・・・。  すべてが次の道を知らせてくれていた。

⑥ある人が私に「なぜ世界の多くの人たちが『昴(すばる)』を愛唱するのか、その理由はもうすぐわかりますよ」という言葉をくれた。  そして2年ほどの時が経ち、中国の江蘇省・南通市(上海の北西約100キロ)のホテルの一室でその瞬間は突然やってきた。  何とも心地よい声が頭の中に響いてきたのだ。  (中略)

⑦その日から私の新しい日々が始まった。  学ぶ喜びを知り、日常がキラキラと輝き始めた。  この本の中にはそんなトキメキのエッセンスがちりばめられている。  不思議とは何だろう?

⑧今まで「不思議だよね」で終わっていた扉を開くとそこには何があるのだろう・・・。  この本の中には、たくさんのジグソーパズルのピースがちりばめられています。』

週末、2年ぶりに青森の安部芳明先生を訪ねました。  谷村さんとも交流があるようで、本書の話をしたら安部先生が「谷村さんは大変勉強家だよ」とおっしゃっていました。

明日から中国・煙台です。  青森は雪が降っていましたが、明日の煙台は最高気温15度・最低気温11度です。

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