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速筋・遅筋

 スキーヤーで登山家でもある三浦豪太さん ( プロスキ-ヤー三浦雄一郎さんの次男 ) が日経新聞の1月12日夕刊に、速筋(そっきん)と遅筋(ちきん)について記事を書かれていました。  紹介します ( 文中の1~7の番号は私が付けました。 ) 。

 『 1. スキー競技はアルペンやモーグルのように激しい運動を比較的短い時間行うものと、クロスカントリーのように持久力を競うものに大別される。  トレーニング方法はおのずと変わる。

2. “ 短時間系 ” の選手は主に、体への負荷(ふか)の多い運動を短時間でこなすトレーニングを繰り返す。  ここで鍛えられるのが白くて太い筋肉、いわゆる 「 速筋 」 だ。

 反対に “ 長時間系 ” の選手に必要なのは持久力のある筋肉。  見た目の赤い、いわゆる 「 遅筋 」 だ。 

3. これは陸上でも同じで、100メートル短距離走には速筋が必要だし、マラソンには遅筋が必要ということになる。

4. 人間の身体というのは大体、速筋と遅筋をほぼ50%ずつ持っている。  

 ただこれには多少の個人差があって、速筋が多いと短距離向き、遅筋が多いと長距離向きとなる。

5. しかし驚くことに、これほど違う2種類の筋肉は、相互に入れ替え可能なのである。  速筋に遅いタイプの神経を付け替えればやがて遅筋に変わるし、遅筋に速いタイプの神経を付け替えれば速筋に変わる。  つまり人間の能力は、鍛え方次第でどちらにも伸ばせる。

6. もちろん2種類の筋肉は一朝一夕(いっちょういっせき)には入れ替わらない。  競技に適した筋肉をつけるには、厳しいトレーニングを続ける強い意志が不可欠だ。

7. スポーツ選手の肉体は意志の産物であり、意志は夢に支えられている。 スポーツが見る者に感動を与えるのは、選手達が夢の体現者(たいげんしゃ)そのものだからだろう。  』 

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