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歴史を学ぶ

1.先月末の中国出張中、ライフネット生命会長の出口治明さんが書かれた『仕事に効く教養としての「世界史」』(祥伝社)を読みました。  『終わりに』から抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①ある生命保険会社に勤務していたとき、子会社への出向を命じられました。  もう二度と、生命保険の世界には戻れないと思い、遺書のつもりで『生命保険入門』(岩波書店)を書き、生命保険への思いを断ち切りました。  けれども、別に自分が不運だとは思いませんでした。

②小さいときから歴史の本を読むのが好きでした。  歴史にはさまざまな人間が登場して、時代や自然災害や流行病などの大波にもまれ、社会のトラブルで傷つきながら、知恵をつけ、戦ったり愛し合ったりしながら、今日まで歩き続けてきた姿が描かれています。

③歴史を見ると、自分の好きな仕事をやって順調に出世するなんて奇跡に近いことです。  昇進人事で敗れたり、左遷されたりすることが、むしろ日常茶飯事です。  しかもそれらは、多くの場合、自分の意欲や能力に関係なく、王様(上司)の巡り会わせや仕事上の思いがけないトラブルなどに起因します。  人生は青写真どおりにはいかない、運や偶然に振り回されて当然なのです。

④遺書を書き、生命保険の世界から離れた僕に、ライフネット生命を立ち上げる話が偶然に舞い込んできました。  人生には、何が起こるかわかりません。  人間万事塞翁が馬、楽あれば苦ありです。

⑤ですから、とりわけ未来のある若い皆さんには、人生の出来事に一喜一憂するのではなく、長いスパンで物事を考え、たくましく生き抜いてほしいと思います。  そのためには、目前の現実ばかりに心を奪われることなく、自分のアンテナを高く広く張りめぐらして勉強してほしい。

⑥そして、今日まで流れ続け、明日へと流れていく大河のような人間の歴史と、そこに語られてきたさまざまな人々の物語や悲喜劇を知ってほしいと思います。  それが人生を生き抜いていく大きな武器になると思うのです。』

  
2.また、出口さんは『仕事に効く教養としての「世界史」』という書名に関して次のように書かれています。

『歴史を学ぶことが「仕事に効く」のは、仕事をしていくうえでの具体的なノウハウが得られる、といった意味ではありません。  負け戦をニヤリと受け止められるような、骨太の知性を身につけてほしいという思いからでした。  そのことはまた、多少の成功で舞い上がってしまうような幼さを捨ててほしいということでもありました。』

私の読書・テレビ鑑賞の八割は歴史ものです。  今日もこれから幸田露伴の『蒲生氏郷』や『為朝』を読みます。


3.ゾウ

①ゾウのサンドイッチを作るには?・・・ゾウが挟めるパンか、パンに挟めるゾウを用意せよ。

②ゾウの鼻はなぜ長いのか?・・・ゾウの鼻は長くない。  我々の鼻が極端に短いだけである。

③ゾウに選挙権がない理由は?・・・鉛筆がうまく握れないから。

④ゾウが電話を持たないわけは?・・・前足で電話を掛けるにはプッシュボタンが小さすぎるし、送話口を口に向けると受話口が耳に届かない。  おまけに話すには牙が邪魔。  どっちみちジャングルには話題が少ない。

⑤六本木にゾウが出ないわけは?・・・深夜もタクシーがあるので、ターザンが呼ばない。
(ジョーク集より)

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