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孔明・家康の誠実さ

城野宏さんの著書については私のブログで何冊か紹介していますが、今回は『諸葛孔明の戦略と戦術』(不昧堂出版)です。  『あとがきに代えて・・・現代に生きる孔明の軌跡』から抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①孔明は誠実な人であった。  劉備との約束はその最期の日まで守って、ついに五丈原の陣中に没した。  頭の悪い劉禅(劉備玄徳の後継者)をたすけて、孔明の生きている間は、蜀漢帝国を微動だもせずに守り通した。

②こんな約束を守る、義理に固い、誠実な仲間をつくることができたら、人生のしあわせであろう。

③そのためには自分もそういう人物になることである。  自分は約束を守らないが、他人は自分との約束を守れと言っても、他人はそうはしてくれない。

④曹操は、陳宮とともに難を逃れる時、自分をかくまい助けてくれた人たちを殺してしまった。  それでも「我をして天下に背かしむるとも、天下をして我に背かしむることなかれ」と言っていた。

⑤他人は約束をおれに守れ、おれは守らないと言っているわけである。  こういう人物だから孔明は十分の機会がありながら、曹操に仕えず、劉備を選んだのであろう。

⑥人の世は約束の世界である。  孔明の軌跡の中に、こういう誠実な人間のあり方を学ぶことができよう。』

一昨日のテレビ『英雄たちの選択』(BSプレミアム)で徳川家康について『織田信長が本能寺で死ぬまで、戦国時代には珍しく21年間も同盟を守り続けた』と取り上げていましたが、家康にも孔明のような誠実さがあったようです。  

以前観たテレビ特番でも家康について、『(幼少時に人質となっていた)今川義元、織田信長、豊臣秀吉を裏切ることは一度もない律義者(りちぎもの・・・義理がたく実直な人)だ』としていました。

だからこそ、最後には天下を取り、徳川の世が260年も続いたのですね。

全空連のアジア大会に招待していただいたので、明日午後は横浜です。

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